【国が作る新制度に込められたメッセージ】投資をしないリスクについて考えてみた

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*本記事は投資未経験者or初心者向けに解説した記事になります。すでに投資を始めている方にとっては常識だと思いますので、読んでいただく必要はありません。

近年、NISAやiDeCoといった国が資産形成を後押しする制度を耳にすることが増えてきていると思います。

こういった制度には国民に向けられたメッセージがありますが、あなたはその真意を読み取れているでしょうか?

もし読み取れているか自信がない方がいれば、本記事を通してその真意を汲み取っていきましょう。

NISA、iDeCoを国が後押しする真意

NISAもiDeCoも、国が国民の長期的な資産形成を後押しする目的で、投資を始めやすくするために作った制度です。

それはそしてその後押しをしている真意としては「貯金しても昔のようにお金は増えないし、将来の年金給付の減少、医療費や介護費の自己負担も増えるから、今のうちに投資し始めて資産を増やしといてね」というメッセージが込められていると思います。

日本の社会保障制度は将来は今以上に厳しい状況になることは多くの方がイメージしているかと思います。

消費税増税、年金制度の改悪(年金受給額が維持されるという試算もあります)、年金受給取得開始年齢の引き上げ(受給開始年齢は選択可能)など、懸念点は多々あります。

そこで国は将来考えられる医療費や介護費の自己負担増に備え、資産形成をすることを国民に一人一人望んでいます。

少子高齢化に伴う社会保障の未来

社会保険料の財源(約120兆円)は、保険料、公費、資産収入があり、その中で保険料が占める割合が5割ほど。

さらに保険料の支払いの主力は現役世代です。

下のグラフは、日本の人口構成の推移です。

左軸の棒グラフ15~64歳の現役層の人口がどんどん減っていくことが見て取れます。

支払う現役層の数は減ってしまうため、保険料の支払い総額は増えなくても、現役層一人当たりの負担額が増えることは不可避です。

<参照先:https://media.rakuten-sec.net/articles/-/25711

少子高齢化が進行しても年金制度は崩壊しない?

一方で近年は働き方が変化してきている為、年金制度は崩壊しないという意見もあります。

少子高齢化に伴う年金のイメージとして下のような図はよく見られると思います。

<参照先:https://president.jp/articles/-/51113

昔は13人で一人の高齢者を支えていましたが、将来は2人で1人の高齢者を支えることになりますよ、一人当たりの負担は時代が経つにつれてふえていきますよーーーー。

一方で、”年齢”の割合で切り分けて考えるのではなく、”働いている人”の割合で切り分けて考えると違った光景が見られます。

<参照先:https://president.jp/articles/-/51113?page=2>

一人の働いている人が、何人の働いていない人を支えているかを見てみると、1970年当時からむしろわずかに減っています。

この理由としては昔と比較して働き方が変化してきて、就業者が増えてきているからです。

現在は65歳定年は珍しいものでなくなり、また働く女性も増えています(非婚化、共働き世帯の増加)。就業者が増加し、保険料を負担する人数が増えていることで、そのバランスは50年前から20年後に至るまでほとんど変わっていないことがわかります。

結局どうなんだ??

二つの考えを紹介しましたが、僕はどちらの考えもあってると思います

ただどちらの考えにも共通していること、または主張している点としては

  1. 日本はこれから益々、少子高齢化社会へ向かう
  2. 現在と全く同じシステムのままでは財源確保ができない
  3. 財源確保に向けて国or個人レベルでの対応が必要

ということです。

70歳、75歳まで働いてもらって財源確保するような時代になるにせよ、我々がお年寄りになるころには、今以上にお年寄りに”厳しい”社会になることは間違いありません。

正直なところ、僕はそこまで長く働いていたくありません。笑

働き続けて余暇を満喫することなく、ぽっくり逝ってしまいそうな気がして。。。

もちろん各人の価値観次第です。

仕事大好きな方は死ぬまで働きづつけいでしょうし、他に価値を重きを置いている方はFIREするのもありですし。

ただ僕は仕事だけが人生でないと今は考えています。

(将来考えが変わる可能性はゼロとは言えませんが。

そこで60歳になったら仕事を辞める選択肢を用意できるように、今のうちに資産を形成する必要があると考えています。

60歳になってもやっぱり仕事を続けたくないのであれば辞めればいいし、もし仕事大好き人間になっていたら続けるのもいいと思います。

必要な資産がないとその選択肢すらないので、働くしか道はありません。

余談:貯金大好き?日本人

日本は現金預金比率が高い国の一つというのは有名な話だと思います。

<引用先:https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf>

上のグラフのように、アメリカ14%、ユーロ圏35%に対して、日本は金融資産のうち54%も貯金に回しています。

日本の現金預金比率が高い理由は、日本の文化や習慣が影響しており、現金を持つことが安全や信頼につながるとされ、長らく現金主義の傾向が根付いてきた為と考えられます。

また、金融リテラシーや投資意識の低さも現金預金比率が高くなった要因の一つとも考えられます。日本では投資に対する知識や意識が不足しており、”リスク”を避けて現金預金を選ぶ人が多い傾向にあります。

1990年代前半までの日本では、金利は現在よりも高い水準で推移していました。

その数値、およそ年率で5~6%ほど!

今は年率0.01%以下となっているのはご存じの通りかと思います。

投資をまだ始めていないという方は、将来に備えるために、NISAやiDeCoの資産運用を始めて老後のあなたに選択肢をもたせてみてはいかがでしょうか。

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